DTM プラグイン
DTMerのみなさんこんにちは、『 DTM プラグイン News 』サイトです。
今日もDTMの作曲は捗っていますか?
DTMサウンドの悩み
日々DTMで作曲をしていて、フレーズとしては悪くないけど
・自分の思った感じの音にならない。。。
・サウンドに派手さや煌びやかさがない。。。
・プロのサウンドとは何かが違う。。。
なんてお悩みを持っている方もいるのではないでしょうか?
もちろんシンセサイザーの設定の見直しやミックスの処理の仕方によって改善できるケースもあると思います。
原因の1つとして考えられるのは、使用しているプラグインが関係しているかもしれません。
プラグインとはDTMで使用されるシンセサイザーやエフェクターのことです。
DAWに内蔵されているシンセサイザープラグインも悪くはないですが、
プロの現場ではDAWに内蔵されているシンセサイザープラグインで完結することの方が少ないのが現状です。
そんな時にはサードパーティー製(外部メーカー)のシンセサイザープラグインの導入をおすすめします。
初心者を脱却するためにもサードパーティー製のシンセサイザープラグインは
必須のアイテムと言えるかもしれません。
DTMではどんなシンセサイザープラグインを選んだらいい?
サードパーティー製のシンセサイザープラグインはこの世の中にあまたに存在しています。
そうなると今度は
・どんなシンセサイザープラグインがあるか分からない。。。
・どのシンセサイザープラグインを買ったらいいか分からない。。。
・シンセサイザープラグインが欲しいけどちょっと高い。。。
こんなお悩みも出てくることでしょう。
そんな方々に向けて、当『DTM プラグイン News』サイトでは
さまざまなシンセサイザープラグインの情報を掲載しています。
即戦力になるプロ御用達のシンセサイザープラグインのセール情報を中心に掲載していますので、
お得且つ効率的にあなたのDTM環境がステップアップしていくこと間違いなしです。
『DTM プラグイン News』サイトで、ワクワクするようなシンセサイザープラグインとの出会いをお楽しみください。
DTMではエフェクタープラグインも重要
サウンドを補正するためのサードパーティー製のエフェクタープラグインも
クオリティーをあげるためには必要になってきます。
こちらもシンセサイザープラグイン同様、内蔵のエフェクタープラグインだけで完結することはあまりありません。
エフェクタープラグインは大きく分けて以下のようなものがあります。
DTM プラグイン エフェクト | ダイナミクス系
ダイナミクス系のエフェクトは、音楽やオーディオのダイナミクス(音の強弱や振れ幅)を制御するために使用されます。以下に主なダイナミクス系エフェクトを説明します。
コンプレッサー
コンプレッサーは、音の振れ幅を制限し、レベルを均一化する効果を持ちます。主なパラメーターには、スレッショルド、レシオ、アタック、リリースがあります。スレッショルドは、音量がどれだけ高くなったら処理を開始するかを指定します。レシオは、入力信号のレベルと出力信号のレベルの比率を示し、ダイナミクスの圧縮度を調整します。アタックは、コンプレッサーが処理を開始するまでの時間を指定し、リリースは処理が終了するまでの時間を指定します。
リミッター
リミッターは、指定されたレベル以上の音を完全にカットするエフェクトです。コンプレッサーと同様のパラメーターを持ちますが、リミッターのレシオは非常に高く設定されます。リミッターは、クリッピングを防ぐために使用されることもあります。
エキスパンダー
エキスパンダーは、音の振れ幅を拡大する効果を持ちます。コンプレッサーとは逆の動作をし、低レベルの音を増幅させることで音のダイナミクスを拡大します。主なパラメーターには、スレッショルド、レシオ、アタック、リリースがあります。エキスパンダーは、静かなパッセージを強調するために使用されることがあります。
ゲート
ゲートは、指定されたレベル以下の音を完全にカットするエフェクトです。ゲートは、特定の音がないときにノイズを抑えるために使用されます。主なパラメーターには、スレッショルド、アタック、リリースがあります。スレッショルドは、ゲートが処理を開始する音量を指定します。アタックは、ゲートが開くまでの時間を指定し、リリースはゲートが閉じるまでの時間を指定します。
これらのダイナミクス系エフェクトは、音楽制作やオーディオ編集において、音のバランスやダイナミクスを調整するために重要な役割を果たします。
DTM プラグイン エフェクト | 歪み系
歪み系のエフェクトは、音に歪みやグリッチを加えることで特定の音色やエフェクトを生み出します。以下に主な歪み系エフェクトを説明します。
ディストーション
ディストーションは、音に歪みを加えるエフェクトです。音を過剰に増幅し、波形を歪ませることで、クランチやグリッチのような特徴的な音色を作り出します。主なパラメーターには、ゲイン、トーン、レベルなどがあります。ゲインは増幅度を調整し、トーンは音色の変化を制御します。ディストーションは、ロックやヘヴィメタルなどの音楽ジャンルで広く使用されます。
オーバードライブ
オーバードライブは、音を適度に歪ませるエフェクトです。ディストーションよりもサチュレーションの程度が低く、自然なオーバードライブ感を演出します。ギターアンプのチューブの飽和特性を模倣したり、クリーンなトーンに温かみや厚みを与えるのに適しています。パラメーターには、ゲイン、トーン、レベルなどがあります。オーバードライブは、ブルースやロックなどの音楽スタイルで一般的に使用されます。
ファズ
ファズは、音を強烈な歪みとフィジカル感を持つエフェクトに変えます。波形を歪ませるだけでなく、ハーモニクスの追加やフィードバックの発生など、特殊な効果をもたらします。パラメーターには、ゲイン、トーン、レベルなどがあります。ファズは、サイケデリックロックやアートロックなど、特異な音楽表現を求める場面で使われることが多いです。
これらの歪み系エフェクトは、音のキャラクターや表現力を豊かにするために広く活用されています。
DTM プラグイン エフェクト | フィルター系
フィルター系のエフェクトは、音の周波数成分を変化させることで、音色やトーンの調整を行います。以下に主なフィルター系エフェクトを説明します。
イコライザー
イコライザーは、音の周波数帯域ごとに増減させることで、特定の周波数成分を強調または抑制するエフェクトです。一般的なパラメーターには、バンド数、中心周波数、ゲイン、Q値などがあります。バンド数はイコライザーの分割数を指定し、中心周波数は各バンドの中心となる周波数を調整します。ゲインは増減量を制御し、Q値は各バンドの幅やピークの鋭さを調整します。イコライザーは、音楽制作やオーディオ調整において頻繁に使用されます。
フィルター
フィルターは、音の周波数成分を通過させるかカットするエフェクトです。一般的なフィルタータイプには、ローパスフィルター、ハイパスフィルター、バンドパスフィルターなどがあります。ローパスフィルターは指定した周波数以下の成分を通過させ、ハイパスフィルターは指定した周波数以上の成分を通過させます。バンドパスフィルターは特定の周波数範囲の成分を通過させ、それ以外をカットします。フィルターにはカットオフ周波数、レゾナンス、スロープなどのパラメーターがあります。フィルターは、音色の細かな調整や特定の周波数範囲の強調に使用されます。
これらのフィルター系エフェクトは、音の周波数特性を制御することで、音色やトーンのカスタマイズを行います。
DTM プラグイン エフェクト | モジュレーション系
モジュレーション系のエフェクトは、音に変化や動きを加えることで、空間的な広がりや音の豊かさを演出します。以下に主なモジュレーション系エフェクトを説明します。
コーラス
コーラスは、原音に微小な遅延と微弱な変調を加えることで、広がりや深みをもたせるエフェクトです。複数のディレイタップを使い、それぞれのタップの遅延時間と変調量を微妙に変化させることで、合成された合唱のような効果を生み出します。パラメーターには、ディレイ時間、フィードバック、深度、レートなどがあります。ディレイ時間は遅延時間を調整し、フィードバックはエフェクトの持続度を制御します。深度は変調の強さを指定し、レートは変調の速度を調整します。
フランジャー
フランジャーは、原音に微小な遅延とフィードバックを加えることで、空間的な広がりやうねりをもたせるエフェクトです。コーラスとは異なり、変調の強さがより強く、より強烈な波形の変化を生み出します。パラメーターには、ディレイ時間、フィードバック、深度、レートなどがあります。ディレイ時間は遅延時間を調整し、フィードバックはエフェクトの持続度を制御します。深度は変調の強さを指定し、レートは変調の速度を調整します。
フェイザー
フェイザーは、原音に複数の位相シフトされた信号を重ね合わせることで、波形の位相差による干渉を利用したエフェクトです。これにより、フェイジングやスウィープ効果を生み出し、音に立体感や動きを与えます。主なパラメーターには、ステージ数、深度、レートなどがあります。ステージ数は位相シフトの数を指定し、深度は位相の変化の範囲を制御します。レートは位相の変化速度を調整します。
トレモロ
トレモロは、音の音量を定期的に変化させるエフェクトです。一定のリズムで音の強弱を自動的に切り替えることで、振動やピュルス効果を作り出します。パラメーターには、深度、レート、波形などがあります。深度は音量の変化幅を指定し、レートは変化の速度を制御します。波形は変化の形状を選択します(三角波、矩形波など)。
オートパン
オートパンは、音を左右のステレオフィールドで往復させるエフェクトです。一定のリズムで音が左右に移動することで、広がりや空間的な演出を実現します。パラメーターには、深度、レート、波形などがあります。深度はパンの振れ幅を指定し、レートは移動の速度を制御します。波形は移動のパターンを選択します(サイン波、三角波など)。
ビブラート
ビブラートは、音の周波数を定期的に変化させるエフェクトです。音のピッチを微妙に上下させることで、揺れや震えのような効果を加えます。主なパラメーターには、深度、レート、波形などがあります。深度は周波数の変化幅を指定し、レートは変化の速度を制御します。波形は変化の形状を選択します(サイン波、三角波など)。
これらのモジュレーション系エフェクトは、音に動きや変化を加えることで、より表現豊かな音楽制作やオーディオ編集を実現します。
DTM プラグイン エフェクト | 空間系
空間系のエフェクトは、音の位置や反響を調整することで、音の立体感や空間表現を演出します。以下に主な空間系エフェクトを説明します。
リバーブ
リバーブ(残響)は、音が空間内で反射し、次第に減衰していく自然な反響を再現するエフェクトです。リバーブは音をより広い空間に存在しているように聞こえさせる効果を持ちます。一般的なパラメーターには、初期反射、残響時間、ディケイ、プリディケイ、ルームサイズなどがあります。初期反射は最初の反射音の数と強度を制御し、残響時間は反響の持続時間を調整します。ディケイは残響の減衰速度を指定し、プリディケイは初期反射音の遅延時間を設定します。ルームサイズは空間の大きさや反響の特性を調整します。
ディレイ
ディレイは、原音に遅延した信号を加えるエフェクトです。遅延時間や反復回数を調整することで、エコーのような効果や空間的な広がりを演出します。一般的なパラメーターには、遅延時間、フィードバック、ミックスなどがあります。遅延時間は遅延の時間を指定し、フィードバックは遅延信号を再び入力に戻す量を制御します。ミックスは原音と遅延信号のバランスを調整します。
これらの空間系エフェクトは、音の位置や反響をコントロールすることで、より立体的な音響環境や空間表現を実現します。
DTM プラグイン | DTMエフェクトプラグイン/その他
その他のエフェクトカテゴリには、特定の効果や機能を持つエフェクトが含まれます。以下に主なその他のエフェクトを説明します。
アナライザー
アナライザーは、音の周波数やレベルなどを可視化し、解析するためのツールです。スペクトル解析や波形表示などを通じて、音の特性や周波数バランスを分析することができます。一般的なパラメーターには、解析レンジ、解析モード、表示オプションなどがあります。解析レンジは解析する周波数範囲を指定し、解析モードは解析の種類や方法を選択します。表示オプションには、スペクトル表示や波形表示の形式、表示のスケールなどがあります。
メーター
メーターは、音のレベルや振幅を表示するためのツールです。音量メーターやピークメーターなどがあり、オーディオ信号の強さやクリッピングの有無を確認することができます。一般的なパラメーターには、表示形式、レンジ、ピークホールドなどがあります。表示形式には、バー表示や円盤表示などがあります。レンジは表示されるレベル範囲を設定し、ピークホールドはピーク値を一定時間表示する機能です。
ピッチシフター
ピッチシフターは、音のピッチ(音高)を変更するエフェクトです。音を上げたり下げたりすることで、楽曲のキー変更や音程補正などの効果を実現します。一般的なパラメーターには、セミトーンシフト、フィードバック、フォーマントなどがあります。セミトーンシフトは音の移動量を指定し、フィードバックはシフト後の音を元の音に再度入力する量を制御します。フォーマントは声のフォルマント(共鳴周波数)を保持するためのパラメーターです。
ユーティリティー
ユーティリティーエフェクトは、その他のツールや機能を提供するエフェクトです。周波数カットオフや位相反転など、特定の処理や操作を行うために使用されます。具体的なユーティリティーエフェクトは使用するソフトウェアや機器によって異なります。
これらのその他のエフェクトは、音の解析や表示、特殊な処理など、様々な目的に使用されます。
同じ効果を持つエフェクタープラグインでも、メーカーが変わるとその得られるサウンドは異なってきます。
使い勝手の良さやサウンドの特徴も確認して選ぶと良いでしょう。
DTM作成ではプラグイン以外にサンプルパックもオススメ
サウンドの向上にはプラグインだけでなく、サンプルパックも重要になってきます。
サンプルパックにはリズムやシンセサイザーのワンショットのサウンドや、
ループサウンド、またシンセサイザーのプリセットなどが含まれています。
また、サンプルパックはジャンルごとにさまざまなものがあります。
ただ闇雲に探すのではなくサンプルパックを選ぶ前に、
まずは自分がどんなジャンルを目指したいのか決めておくことも必要です。
自分の好みのジャンルが分かったら、サンプルパックのサウンドを使用してクオリティーをあげていきましょう。
特にリズム系のサウンドは、サンプルパックで大幅にクオリティーが上がるはずです。
サンプルパックによっては、アーティストが監修しているものもありますので
お気に入りのアーティストのサウンドを自身のサウンドに組み込むことも可能になります。
DTMにプラグイン&サンプルパックを導入して最高のサウンドを
サウンド向上のヒントを、簡単ながらご説明させてもらいましたがいかがでしたでしょうか?
あなたのDTMライフのお役に立てるよう、『DTM プラグイン News』サイトでは
毎日をシンセサイザー/エフェクタープラグインのセール情報を更新していますので
日々チェックしていただけますと幸いです。
その中からお気に入りのシンセサイザーやエフェクターのプラグイン、
そしてサンプルパックを見つけてください。
『DTM プラグイン News』サイトは、あなたのサウンドのクオリティーが素晴らしいものになることを願っています。